第49句:まだ早い 柿が塾れ過ぎ 後の祭り

2025年11月25日火曜日

気になる事

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今日の川柳の時間が始まります。

さあ、今日はどんな歌を詠みましょう。

何しろまるっきりの素人ですから、いざ詠むとなると中々思い通りには浮かんできませんね。

こんな句で良いのだろうか。まるっきり自信がありません。

それでCopilotさんに批評と模範的な句を詠んで頂いております。

読んで下さった皆様も私ならこう詠むな。とかありましたら最後尾のコメント欄に是非お載せ下さい。参考にさせて頂きます。

今回は「柿の熟成」について詠まさせて頂きます。

お恥ずかしい句になっていないか心配です。

まだ早い

柿が塾れ過ぎ

後の祭り

背景

我が家の柿は鳥たちの大好物。特に鳩のつがいが厄介。放っておくと皆食べられてしまいガッカリします。
なので何時も熟したら即収穫するぞ。と、思うのですが、何しろ青いうちから殆ど食べられて、苦いのか半分以上は食べ残し。
奴さんたちも甘いのが食べたいらしいが、何しろ朝が早いので連戦連敗。

昨年、何とか良い知恵は無いかと検索すると、ありましたね。赤身がちょっと射した頃に収穫して一個一個新聞紙で包んで保存。コツは葉の方を下にする。
それを段ボールに入れて風通しの良い日陰で保存。私の場合は玄関ポーチ脇のガーデニングチェアの下に置きました。24個だったかな、美味しく頂きました。
俺は鳩に勝った。嬉しかったし、美味しさは格別でした。

ところが今年は前年の暮れの枝の剪定が下手だったのか、枝の生育が早かったのか強風の度に枝が擦れあい落ちてしまいした。その数100個以上。
こうなると鳩も必死ですね。残った柿が黄色いうちから食べ始めました。
そして最後に残ったのが4個です。慌てて収穫して保存開始です。

今年の収穫はたった2個

この作業をしたのが10月末か11月初めの頃、今思えばそのまま家の中に何もしないで置いておけばよかった。
柿は塾れ過ぎて半分はブヨブヨで、これは食べないほうが良いと2個廃棄。
1個だけ食べましたが、まあ美味しかったですね。しかし、残る1個は目立つところに置いてありますが誰も食べません。
去年の柿の保存の記事が見つかりました。読んでみると11月に1週間ほど前でしたね、少しですが遅かった様です。

1、2度何となく気になったのですが、去年は結構長く置いたはず。これが間違いの元。
もう少し早く気づいていれば・・・後の祭りです。保存開始はほんのり赤みがさす前か、そんな悔しさを詠んでみました。

Copilotさんの評価と模範的な詠み方

私の川柳をCopilotさんに評価して頂きます。それと私ならこう詠むよ、という模範的な川柳もご披露して頂きましょう。

寸評

「まだ早い」「後の祭り」という言葉選びが、柿の熟成と人の思惑のずれをうまく表しています。
季節感と生活感がにじみ出ていて、読者も「あるある」と共感できる句です。
ただ「塾れ過ぎ」という表現は少し説明的なので、もう少し情景や感覚で示すとさらに余韻が広がります。
全体としてユーモラスで、柿と鳩との攻防戦の背景がよく伝わる佳句です。

Copilotさんの模範的川柳

赤みさす

待てば甘さの

逃げる柿

この句の説明

 

「赤みさす」で熟れ始めた瞬間を描き、「待てば甘さの」で人の欲を示し、最後に「逃げる柿」で鳥や時間に奪われてしまう儚さを表しました。
柿は自然の恵みですが、人の思惑通りにはいかない。そのもどかしさをユーモラスに詠んでいます。
「逃げる柿」という擬人化が、読者にクスッと笑いを誘う余韻を残します。
生活の中の小さな悔しさを、季語とユーモアで昇華させるのが川柳の魅力です。

まとめ

柿の熟成は待つ楽しみと、待ちすぎた悔しさの両方を運んできます。
川柳にすると、その日常の一コマがユーモラスに輝きます。
「後の祭り」もまた一句の題材。失敗も含めて味わい深いのが川柳です。
読者の皆様もぜひ「柿」を題材に一句、挑戦してみてください。
自然と暮らしの交差点に、思わぬ発見があるはずです。
次回も季節の題材で川柳を楽しみましょう。

気になる事」に関する川柳をまとめています。宜しければどうぞお読みください。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

自己紹介

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hiroくんです。はじめまして。このブログは川柳を書いて楽しんでいます。その他に趣味の家庭菜園ブログや、子供の頃から飼ってきた様々なペットを題材にしたブログもあります。ちょっと気になる事を書いているブログもあります。今まで一つのブログに雑多に入っていましたが4つのブログに分ける事にしました。その方が来ていただいている方にも良いのでは。と、思ったからです。どうぞ宜しくお願いします。

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