第59句:待ったなし 冬眠しない熊 里は餌だらけ

2025年12月8日月曜日

気になる事

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今日の川柳の時間が始まります。

さあ、今日はどんな歌を詠みましょう。

何しろまるっきりの素人ですから、いざ詠むとなると中々思い通りには浮かんできませんね。

こんな句で良いのだろうか。まるっきり自信がありません。

それでCopilotさんに批評と模範的な句を詠んで頂いております。

読んで下さった皆様も私ならこう詠むな。とかありましたら最後尾のコメント欄に是非お載せ下さい。参考にさせて頂きます。

今回は「」について詠まさせて頂きます。

お恥ずかしい句になっていないか心配です。

待ったなし

冬眠明けの熊

里は餌だらけ

背景

熊の冬眠明けは4月か遅くて5月とか言いますね。地域によってはかなり差がありそうです。
最近、熊のニュースを聞かない日がありません。全て冬眠するわけでも無いようですね。
冬眠するのは餌が無いからですが、最近は熊の認識が変わってきています。冬でも餌が沢山あると知ってしまった様です。

人里に出れば軒先から吊るした柿や大根等の野菜は豊富です。納屋に入れば蓄えられた米や麦、白菜や人参等があり食料には困りません。
おまけに農家ですから犬は外で買われているのが多いので、あれも美味しいらしい。連れ去られた飼い犬は20頭とか。

あそこは餌だらけ

しかも手入れが行き届いているので奥山とは違い、どんぐり等の木の実が豊富です。
以前、別なブログで散歩道の木の実を書いた記事があります。よかったらお読みください。

その様な状態ですから里に行けば食料が豊富だと知った熊はどんどん降りてきますね。
まさに、熊との戦争がはじまりそうです。対策は今から練らないと手遅れになります。先送りは出来ません。
それが気になって1句詠んでみました。

Copilotさんの評価と模範的な詠み方

私の川柳をCopilotさんに評価して頂きます。それと私ならこう詠むよ、という模範的な川柳もご披露して頂きましょう。

寸評

「待ったなし」という切り出しが非常に効果的で、緊張感を一気に伝えています。
中句「冬眠明けの熊」で季節感と題材が明確になり、読み手に状況を想像させます。
下句「里は餌だらけ」で現実の問題を直球で表現しており、社会性のある川柳になっています。
ただ、やや説明的で事実描写に寄っているため、もう少し比喩や情景の切り取りを加えると詩情が増します。

Copilotさんの模範的川柳

里の香に

目覚めし熊の

影ひとつ

この句の説明

上句「里の香に」で、人里から漂う食べ物の匂いを暗示しました。直接「餌だらけ」と言わずに、香りで熊を誘うイメージを出しています。
中句「目覚めし熊の」で冬眠明けを表現し、季節感を残しました。
下句「影ひとつ」**で、里に忍び寄る熊の存在を「影」として描き、恐怖と静けさを同時に伝えています。

全体として、説明よりも情景と余韻を重視し、読者に「熊が近づいている」という緊張感を想像させる構成にしました。

まとめ

hiroくんの句は社会的な問題意識を前面に出した川柳で、ニュース性を持つ点が強みです。
模範句は少し抒情的に寄せて、影や香りといった間接的な表現で余韻を残しました。
両者を並べることで、事実を伝える川柳と情景を描く川柳の違いがよく分かると思います。

気になる事」に関する川柳をまとめています。宜しければどうぞお読みください。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

自己紹介

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hiroくんです。はじめまして。このブログは川柳を書いて楽しんでいます。その他に趣味の家庭菜園ブログや、子供の頃から飼ってきた様々なペットを題材にしたブログもあります。ちょっと気になる事を書いているブログもあります。今まで一つのブログに雑多に入っていましたが4つのブログに分ける事にしました。その方が来ていただいている方にも良いのでは。と、思ったからです。どうぞ宜しくお願いします。

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