今日の川柳の時間が始まります。
さあ、今日はどんな歌を詠みましょう。
何しろまるっきりの素人ですから、いざ詠むとなると中々思い通りには浮かんできませんね。
こんな句で良いのだろうか。まるっきり自信がありません。
それでCopilotさんに批評と模範的な句を詠んで頂いております。
読んで下さった皆様も私ならこう詠むな。とかありましたら最後尾のコメント欄に是非お載せ下さい。参考にさせて頂きます。
今回は、「鳩の巣作りの為に殆ど落とされた柿」について詠まさせて頂きます。
お恥ずかしい句になっていないか心配です。
背景
今年の柿は何個採れるだろう。そう考えるのが毎年の楽しみです。
でも、いつもの年より夏前から落下が多いのが気になっていた。風が強く吹く日が多く、枝同士がぶつかって、その振動で落ちるものも多い。
猛暑の影響もあるのだろうか。それらを、やっと乗り越えて数えると20個余りが残る。
ある日気が付きました。鳩が小枝を咥えて柿の木を行ったり来たり。
チラッと私を見ても葉の生い茂った中へ入り込んで行きますね。若しかして巣作り!
去年も気が付いて追い払いましたが、性懲りもなく今年もまたか。
それで丁度良い小枝を取るために柿の枝を渡り歩き、擦れて柿を落としていたらしい。
仕方がないな。自分を慰めていると、また柿が落ちてきてがっかり。
太めの長い支柱で巣を突いてかき回し巣を壊しましたが、巣の細い枝がどんどん落ちてきますがまだ卵は産んでいなかったので一安心。
燕でも鳩でも野鳥の巣を壊すのは条例で禁止されていますからね。去年に続き2回目ですがあまり良い気持ではありません。
枝にはまだ柿の結構大きいのが残っていますね。ところが、よく見るとこれも半分食べられている。鳩の仕業ですが仕返しかな。あのまま放置したら柿の木はフンだらけになってしまい、住宅団地なので近所迷惑にもなります。
こうなると甘柿ではあるがまだ美味しくないでしょうが今度の日曜に収穫しよう。
待ちに待った収穫の日です。鳥も美味しい柿を知っていますから、待っているのか近頃は食べられていないようです。
でも、見た感じでは葉が生い茂っているところには柿は見当りません。
残っているのは垂直に伸びた枝に生っているものだけで、ここまでは鳩は重くて枝につかまれないようです。
下から見た限りでは3個ですね。
高枝切バサミで柿の下の枝を折るような感じで切ります。まともに切ると落ちた衝撃で割れちゃいますからね、ここは慎重に。3個は無傷で取れました。
目が慣れてきたのでしょうか、オレンジっぽいものが見えます。何ともう1個ありましたね。
うれしい誤算ですが、全部で4個となりました。小さいうちに100個くらい強風や鳩に落とされて、今年の収穫はこれだけでお終いです。
去年も同じような状況でしたが24個くらい採れました。
まだ甘くは無いので食べられません。1個1個新聞紙でくるんで葉の付いている方を下にして段ボールに入れました。
そうすると2週間位で甘くなりますが、それ迄に腐れることはありません。
今年は箱の中に4個だけ。さみしい収穫となりました。
Copilotさんの評価と模範的な詠み方
私の川柳をCopilotさんに評価して頂きます。それと私ならこう詠むよ、という模範的な川柳もご披露して頂きましょう。
寸評
• 「鳩夫婦」という主語がしっかり立っていて、物語の始まりを感じさせます。
• 「選びし柿の木」によって、鳩の意志や行動が描かれ、自然との関係性が見えてきます。
• 「四個だけ」で締めることで、収穫の少なさと寂しさが一気に伝わり、余韻があります。
全体として、簡潔ながら背景の物語がしっかり伝わる良句です。
惜しむらくは、「鳩夫婦」の行動が柿の減少にどう関わったかがやや省略されているため、読者が背景を知らないと少し情報が足りないかもしれません。
Copilotさんの模範的川柳
この句の説明
• 「巣のため」で鳩の目的を明確にし、物語の起点を示します。
•「百の柿より」で、落とされた数の多さと、元々の豊かさを対比的に表現。
•「四つ残る」で、結果の寂しさと、自然との折り合いを静かに締めくくります。
この句は、背景を知らない読者にも状況が伝わるように構成されており、鳩と人間の関係性、そして自然の力に対する諦念と受容が込められています。
まとめ
• hiroくんの句は、鳩の存在と収穫の少なさを対比させた、情緒ある作品でした。
• 模範句では、背景の情報を少し補い、読者への伝わりやすさを意識しました。
• どちらも、自然との関わりの中で生まれる感情がよく表現されていて、秋の風景が目に浮かびます。
次回も楽しみにしています。また素敵な題材をお待ちしておりますね。
「気になる事」に関する川柳をまとめています。宜しければどうぞお読みください。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。



0 件のコメント:
コメントを投稿